中国人の生徒さん(その後) [レッスン日記]
昨年の9月からレッスンに通っていた中国人のEちゃん。
3月下旬から5月いっぱいまで一時的に帰国のため、レッスンをお休みしていましたが6月から再びやって来ています。
2ヶ月半ものお休みだったので忘れている事も多いであろうし、復習も兼ねて同い年の他の生徒さんとグループレッスンに入ってもらいました。
グループレッスンでは、彼女がこれまで使用していた教材よりも簡単な教材を使用していますが、同い年の友達と楽しく歌ったり、お友達よりもすらすらと弾ける優越感も感じられているようで、彼女自身はとても楽しそうでした。
しかし、彼女のお父さんは教材が簡単なのが不服らしく、個人レッスンに変更して下さいとの申し出がありましたので7月から個人レッスンに変更し、教材は、グループレッスンの時に使用した物(一点ハ〜一点トの教材)と以前使用していたもの(一点ハ〜二点ト)を使用する事で納得していただきました。
これで一件落着かと思ったら、またお父さんが現れて今度は「自分の娘は今どのようなレベルなのか?」と聞きに来ました。
私は「私はバイエルは使用しませんが、現在はバイエルの導入段階です」と伝えました。
でも、本当はちょっと困っています。Eちゃん本人はだいぶ日本語が話せるようになったので、レッスンには差し障りが出ないのですが…
お父さんは夕方いつもEちゃんをお迎えに来た時に話をしに来ます。夕方はピアノ教室はラッシュアワーで、空き時間等ありません。その上、お互いにカタコトの英語で話すのですから時間がかかって他の生徒さん達が待ちぼうけになってしまいます。
お父さんに「今の進度よりも、彼女が音楽を愛する気持ちと基礎をしっかり育てる事が大切だ」と伝える事がなかなか出来ません。
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