まみちゃんレッスン復帰です。 [まみちゃん]
一昨年の10月突然の病の宣告から16ヶ月が経ちました、まみちゃんもまみちゃんのご家族も、本当に長く苦しい戦いでした。
そして、病に打ち勝ってまみちゃんは帰ってきてくれました!!嬉しいことに「またピアノが弾きたい、次の発表会には是非出演したい」と言ってくれたのです。
既に昨年10月から復学はしているのですが、まだ松葉杖が必要な状態で、学校はまみちゃんのために教室を一階に引っ越し、お手洗いやスロープなど工事をして迎えてくれたそうです。
まみちゃんは幼稚園教場の生徒さんなのですが、レッスン室は急な階段を上った二階、、、まだ上ることができません。
園長先生に「まみちゃんがピアノのレッスンを再開したいと希望しているので、幼稚園の一階教室を使わせてほしい」とお願いしたところ快諾して下さり、今日からまみちゃんのレッスンを再開することができました。
教材には一昨年の10月6日の日付、、、、「ああ、、、あの日以来だった、、、今日の日が来てくれて本当に良かった」そう思う一方で、以前まみちゃんのお母様がおっしゃっていたのと同じように「以前のように二階でレッスンできるのはいつだろう?発表会には松葉杖なしで出られるかしら?」とどんどん欲張りなことを考えてしまいます。
命があって、足もあって、また会えて、これだけでも充分素晴らしいことなのに、、、
「いつになったら松葉杖がいらなくなるの?」ってまみちゃんに聞いたら「いらなくなった時にいらなくなるんじゃない?先生はお母さんと一緒でせっかちね」と笑われてしまいました。
1年ぶりの再会! [まみちゃん]
今日、また彼女の笑顔に会うことができました!
彼女が入院してから1年以上の時間が流れ、彼女は最新の治療を求めて金沢の病院に入院したのでお見舞いに行くには遠かったし、私自身彼女のために何ができるかを考えて、名古屋に残って子供同士でがんばって生活している彼女の弟姉妹をできるかぎり支えてあげ、彼女とご両親が少しでも治療に専念できるようにしてきました。
弟君が一緒に教室についてくるようになって「おなか空いた~」って言うから、「内緒だよ」と毎週おやつを一緒に食べたり、妹ちゃんがさびしさからかとても無気力な様子の時には「まみちゃんのせいでお勉強も部活動も頑張れなくなったって言うつもり??」ときつく叱ったこともありました、お姉ちゃんと一緒に大学のオープンキャンパスに付き添っていったこともあったっけ。。。。
私だけではなく、ご近所の方もおかずを分けてくださったり、弟君のトワイライトスクールの送迎を手伝ってくださったり、幼稚園の先生は卒園児でもある弟君をぎゅっと抱きしめてくださったり、、、
皆の祈りが天に届いたのでしょう。
いつも真っ黒に日焼けしていたまみちゃんだけど、色は真っ白、治療の厳しさを物語るように痛々しいほどに細くなってしまった身体、まだかつらもかぶっています。でも、私にはまみちゃんの姿が一年前よりも強く、大人びて見えました。
生きて帰ってきてくれてありがとう、心から感謝しています。