全日本マスターズスキー選手権栂池大会

３月１２日〜１４日に長野県栂池高原スキー場で、全日本マスターズスキー選手権が開催されました。

全国各都道府県のスキー連盟が行った予選会で推薦された競技スキーヤーが集う大会で、競技はジャイアントスラロームとクロスカントリーが行われ、３０歳代のクラスから５才刻みでクラス分けがされており、最高齢クラスは男女とも８０歳以上のクラスです。

私も愛知県の選手としてジャイアントスラローム競技に参加して来ました。

１２日初日は公式練習日＆開会式とパーティーが、１３日１４日に競技が行われました。

ヘタの横好きの私の戦績はさておき、いやはや衝撃的な光景を目の当たりにして私の人生観が大きく変わった三日間でしたよ（笑）

ジャイアントスラローム競技の選手は８００名以上、一つのコースでは全員が滑り終わる前に日が暮れてしまうので、AコースとBコースに分けて競技が行われました。Aコースでは男子５５歳代の部から順に３０歳代の部まで競技が行われ、Bコースでは女子８０歳以上の部から３０歳代の部が終わってから男子８０歳以上の部から６０歳代の部までが滑ります。

写真はインスペクション（下見）の様子です。

３月中旬のシャーベット状の雪質の上の同じコースを数百人が滑る訳ですから、コースはどんどん掘れてまるでボブスレーコース…

「少しでもスタート順が早い方がコースコンディションが良いのに、Bコースでは女子選手が全員滑り終えてからおじいちゃん選手が滑るなんて申し訳ない」と心の中で思っていた私ですが…

いやいや、とんでもない思い違いでした。

皆さん本当に素晴らしい腕前ならぬ足前！レーシングワンピースを着て、ヘルメットにゴーグルを着用して滑る姿からは全く年齢を感じません。

男子７0歳代以上の部の速い方など、３０代４０代の女子選手よりも速いくらい…

滑る姿も、歩く姿も若々しく本当にお元気な様子。。。

写真は男子７５歳代の部の表彰式の様子ですが、この方達の立派な太股の筋肉、さすが鍛えていらっしゃいます。

直接のお知り合いではないので、溢れんばかりの笑顔をお見せできないのは残念ですが、お顔もとても若々しいです。

私に衝撃を与えたのはこの人生の先輩達のみなぎるパワーです。

音楽にしろ、スポーツにしろ人生に楽しみを持っている事は生きるパワーに繋がる

この方々がただの幸運に恵まれて、病気も怪我もなく、お金も沢山あってスキーを楽しんでいるのではないと思うのです。

愛知県の選手の中にも、大病を患いながらもスキーをしたい一心で治療を乗り越えてゲレンデに戻って来られた方が何人もいらっしゃいます。

大きな怪我を乗り越えてゲレンデに戻って来られた方も…

また、私の所属するスキーチームには自営業を営む方が多いのですが、バブルの絶頂期からどんどん下って行く景気の波にも負けず、たくましくお仕事をされている姿もずっと見て来ました。

みんながみんな、やりたいことがあれば元気で長生きできると思う訳じゃないけれど…

私が栂池で過ごした三日間にいただいた人生の大先輩達のパワーに感謝しています。

スキーのインストラクター

今年の恩返しも無事に終わりました。

私のピアノ指導ではこのスキースクールでの経験がとても大きなヒントになっています。

例えば初心者のスキー指導で、雪の上に立つ事に慣れている私たちにはほとんど気が付かないような雪面の傾斜でも初心者にスキーを履かせると実に器用に流れて滑って行ってしまいます。
また、ほんの少しの斜度やスピードでも初心者の方には大きな恐怖となります。

スキー指導では初心者の方の目線に立って、気持ちを考えて恐怖心を抱かせないように、滑る楽しみを覚えていただく事が最優先となります。

ピアノの指導では、ピアノはたとえミスタッチしても怪我をする事はないし、初心者はできなくて当たり前です。
でも、生徒さんにとっては「できない＝恐怖」「わからない＝恐怖」なのではないでしょうか？恐怖心を抱いていると頭も身体も心もコチコチになってしまって、楽しむどころではありません。

ピアノの指導では生徒さんにとっても先生にとっても見えない「恐怖」があるのだといつも心に言い聞かせています。

ひるがの高原に来ています。

コンサートは無事に終わりました。
今回は思うところがあって、自分達だけで練習し、いろいろ意見交換をし、仕上げました。
自力で仕上げて舞台に乗せる難しさ、恐ろしさ、楽しさを感じると共に、何とも言えない充実感を味わうことができました。

緊張の日々から解放されて、今日から一週間休暇を取りました。
今日から３日間はひるがの高原で過ごします。
実はこれ、バイトなんです(笑)

学生時代からお世話になっていたスキースクールではこの時期学生バイトは試験期間中で集められないので、昔のメンバーに召集がかかります。もちろん昔のメンバー達は今は仕事も家庭もある意味人生の中で最も多忙な時期にさしかかっておりますが、皆お世話になったスクールに恩返しできるなら…と、何とか時間をやりくりして来ています。当然スクールの中は同窓会状態(笑)

写真はひるがの高原スキー場のゲレンデです。

スキーに行って来ました

この３連休は主人とネコと従兄弟と志賀高原にスキーに行って来ました。
ネコのう〜さんはあまりの寒さにかなり迷惑そうでしたが、志賀高原では主人のスキー仲間達とも一緒に滑って志賀を満喫しました。

雪崩

この週末は雨で、積雪の多い地域では雪崩が心配されておりましたが、
それにもかかわらず、土曜日の朝からスキー場に行ってきました。
土曜日は雨で滑れそうになかったので、ドライブがてらお世話になっていたスキースクールに挨拶に行ってから、夫の実家に向かいました。ドライブの最中も、国道からちょっと入ると路肩の雪が崩れたり、屋根雪が崩れ落ちていたりであちこちがプチ雪崩状態でした。
途中、国道１５６号線が雪崩で通行止めだったので、ルートを変更したりしながら日曜日に大会が行われるスキー場に到着。ゼッケンを受け取るためにスキーセンターに行ったら。
「チャンピオンコースの上の方を見てごらん、口がぱっくり開いているでしょう？全層雪崩がおこるよ」と言われて、見上げると確かに、黒くぱっくり口が開いていました。
翌日の朝にはちゃんと雪崩は終了していて、周辺コースは閉鎖されていましたが大会は滞りなく行われました。
写真は雪崩れたゲレンデの様子、コースが閉鎖されていたためあまり近付く事ができませんでした。

やっと晴れました。

２５日の朝、一ノ瀬ゲレンデからの眺めです。

昨日は、焼額、山の神、一ノ瀬ダイアモンド、一ノ瀬、寺子屋、東館、ブナ平、ジャイアント、蓮池、西館、高天が原、たんねの森をまわって、スタンプラリーを無事に終了いたしました。
このスタンプラリー、記念のＴシャツが頂けるんです。

私のピアノレスナーの仕事とスキーって、何故か自分の中ではとても密接な関係にあります。
音大生時代、学校にスキー部を作ってしまうくらいスキーに熱中していて、スキー資金を稼ぐためにスクールでイントラのアルバイトをしていました。
スキーを教える時、自分にとってはほとんど斜度を感じない斜面でも、生徒さんは流れていってしまいます。「生徒の目線に立つ、生徒の気持ちになって考える」指導の基本を学びました。

今回は寺子屋ゲレンデで新雪の中で転び、にっちもさっちも抜け出せなかったハプニングがありました。
なかなか抜け出せないから恐いし、出来ない自分に腹も立つ。挙げ句の果てに教えてくれている主人に「もっと上手に教えてよ」と文句まで言う！
どっかの誰かちゃんにそっくりです（笑）

たくさん滑れました。

今朝、駐車場の車は雪だるまみたいになってました。今日はシャトルバスで熊の湯方面に移動し、バスで偶然会った友人夫婦と合流し、スタンプラリーを楽しみました。
志賀では全てのリフト、ゴンドラ、ロープウェイに乗車してスタンプを集めるチャレンジが出来ます。
私達夫婦と義弟、五年生の姪っ子プラス友人夫婦の六名で熊の湯、横手、前山、笠岳、渋峠、サンバレーを回りました。雪もけっこう降っていて気温も低かったのですが、しっかり楽しめました。
普段のスキーは競技の大会ばかり出ているので、いろんなゲレンデをフリーで滑るのは久しぶりで新鮮でした。

志賀にたどり着きました。

名古屋市から志賀まで10時間以上かけて一般道路を走るのはあまりにも辛いので、真夜中12時過ぎに出発し、中央道は中津川まで通行止めだったので国道を走りました、中津川までの景色はまるでもうスキー場に到着したかと思うほど、どこもかしこも雪国でした。
志賀には7時半に無事到着しました。
写真は今朝の志賀です。